糖の代謝を活性化させて糖尿病を予防

血糖値をコントロールするインスリンが分泌機能が低下して、エネルギー源となる糖が処理されずに血液中に溜まって血糖濃度が高くなる状態を糖尿病と言いますが、この糖尿病の予防に効果が高い成分として、糖尿病の治療薬をはじめ、市販されている様々な糖尿病サプリメントにも利用されているのがαリポ酸です。αリポ酸には、糖の代謝を活性化させる役割を担っているだけでなく、糖尿病が進行することで発症してしまう様々な合併症を予防する効果も持ち合わせていますが、では、これらの働きは、一体どのようにして行われているのでしょうか。

αリポ酸がビタミンB群の働きをサポート

まず、αリポ酸は、糖の代謝に深く関わっていて、糖をエネルギー源としてスムーズに処理されるように働きかけますが、注目したいのが、ビタミンB群との関係です。ビタミンB群は、糖の代謝と密接に関係があり、糖の代謝のキーマンとして重要な役割を担っていますが、αリポ酸は、この糖の代謝のキーマンとなるビタミンB群の働きをサポートしているのです。このように、αリポ酸がビタミンB群の働きをサポートすることで、糖の代謝が活性化されて血糖値の上昇を抑制することができるため、糖尿病の予防に効果が期待できるというわけなのです。

糖尿病の合併症も予防できる

糖尿病の合併症には、糖尿病網膜症や白内障などがあります。血糖濃度が高くなると血管が詰まってしまい、目の網膜への栄養や酸素の供給があまり行われなくなると、視力の低下や最悪の場合失明することもあります。これを糖尿病網膜症と言いますが、αリポ酸が糖の代謝を促進し、血糖濃度を下げて血管の詰まりが解消されることで糖尿病網膜症は予防できます。また、糖とタンパク質が結合する糖化という老化現象によって目の水晶体の損傷すると、水晶体が白く濁りだし、視力が低下して白内障を発症しますが、αリポ酸によって糖の代謝がスムーズ行われると、白内障の原因となる糖化を抑制でき、白内障を予防することができるのです。